「桃栗三年、柿八年」実を結ぶには時間が必要だ。空手道にはその答えがある。
入賞者
幼児の部 | 優勝:田村桃子(宮幸) | 準優勝:岡安倫(宮幸) |
3位:高柳芹菜(宮幸) | 3位:青木真裟斗(加騎) |
小1の部 | 優勝:野口恵杜(菖伊) | 準優勝:小林光希(宮幸) |
3位:田原薫(久喜) | 3位:安富天汰(宮幸) |
小2の部 | 優勝:田原真央(久喜) | 準優勝:野口隼杜(菖伊) |
3位:三浦空我(久喜) | 3位:大久保晴貴(宮幸) |
2回戦進出 仙波伶乙(宮幸) 高柳椋介(宮幸) 海老沢瑠弥(宮幸) |
小3の部 | 優勝:小泉良馬(久喜) | 準優勝:大川原拓(菖伊) |
3位:増田修樹(荒代) | 3位:細井嘉貴(菖伊) |
3回戦進出 高柳乃々夏(宮幸) |
2回戦進出 大平優希(菖伊) 奈良竜之介(菖伊) 柏原翔(菖伊) 黒須雄斗(菖伊) |
小4の部 | 優勝:清重真平(菖伊) | 準優勝:荒井海貴(菖伊) |
3位:半沢拓睦(菖伊) | 3位:早川志穂(菖伊) |
2回戦進出 間中龍斗(加騎) 今野智也(荒代) 市丸竜太郎(荒代) |
小5、6の部 | 優勝:細井徳史(菖伊) | 準優勝:酒井大治(宮幸) |
3位:須賀柾就(宮幸) | 3位:金井滉一(宮幸) |
2回戦進出 小林紅之輔(宮幸) |
中学生の部 | 優勝:早川直樹(菖伊) | 準優勝:小泉秀馬(久喜) |
敢闘賞 | 吉田拓斗(菖伊) | 高柳乃々花(宮幸) | 今野智也(荒代) |
ワンマッチ制で行われていたフレンドリーカップも3回目を迎え、今回はトーナメントで行われた。
初めて試合に臨む選手も多かったが、レベル的にはそこそこの内容だった。各道場、日ごろの稽古をしっかりやっている成果が出たようだ。
中でも印象に残っているのは金井滉一君(宮代)の戦いぶりである。金井君は小柄で、無差別級の少年大会ではかなり不利な状況だが
技のキレが素晴らしく、自分より大きな選手相手に奮闘している姿が印象的だった。
以前の話になるが、全日本ジュニア空手道選手権の会場で、後藤介信さんという真樹道場の空手師範と会った。
20年以上前の士道館全日本大会の常連で、2度優勝している。
50歳の年齢ながら今年11年ぶりに真樹道場の大会に出場し、準決勝まで勝ち上がったとのこと。
型の面白さ、基本の重要性を知り、組手をほとんどやらずに試合に出場したといっていた。
「空手はいいですね」という心からの言葉でお互い納得してしまった。
基本稽古や型をおろそかにすることなく取り組んでいるからこそ力、スピードのある技が生まれる。信念を持って稽古を継続していけば、
いつか大きな相手に呑まれることのない空手がわかってくるだろう。
師範がよく言われる、「桃栗三年、柿八年」という言葉がある。実を結ぶには時間が必要だ。空手道にはその答えがある。